- 2023年3月15日
最近、スリランカやアフガニスタンからの国際電話が増加していることに気づいた方も多いでしょう。これらの電話は、特殊詐欺の一環であり、特に今年の7月からその数が急増しています。
この記事では、これらの迷惑電話の背景と対策方法について詳しく解説します。
目次
なぜ一気に増えたのか?
この現象の背後には、IP電話番号の代替として国際電話番号が利用されるようになったことがあります。2023年6月、政府はIP電話番号契約時の本人確認義務化を発表しました。
これにより、詐欺師たちはIP電話の代わりに国際電話番号を使用するようになり、迷惑電話が急増しました。
海外からの謎の電話にはどんな詐欺がある?
- 国際ワン切り詐欺:この詐欺では、被害者の電話に着信履歴を残し、折り返し電話をさせることで高額な通話料を狙います。また、誤って電話に出てしまった場合でも通話料を請求されることがあります。
- サポート詐欺:インターネットを使用中にPCやスマホなどの端末が「ウィルスに感染した」と偽警告を送り、連絡をしてきた被害者に修理代やサポート代などの架空請求を行います。
+1844などの迷惑電話への対策
- 国際電話の一括着信拒否設定:一部のAndroid端末には、国際電話を一括着信拒否する機能があります。iPhoneにはこの機能はありませんが、「不明な発信者を消音」という設定が可能です。
- 非通知拒否設定:iPhone(iOS)では「設定」→「電話」→「不明な発信者を消音」をオンにすることで、不明な発信者からの着信音を鳴らさずに履歴だけを残すことができます。Androidでは「電話」アプリを開き、「設定」→「番号指定拒否」→「通知不可能/非通知番号をブロック」を設定することで、非通知番号からの着信を拒否できます。親しみやすい文章でのアドバイス
詐欺に合わないようにする対策
- 冷静に対応しましょう:不審な国際電話には、冷静に対応することが重要です。すぐに反応せず、まずは電話番号を確認しましょう。
- 情報を共有しましょう:このような詐欺についての情報は、周囲の人々と共有することで、より多くの人々を守ることができます。
スリランカ(+94)からのワン切り詐欺
- 詐欺方法: スリランカからの電話に出ると着信料が発生する可能性があり、長時間通話させることで高額な料金を請求します。詐欺の目的は通話料金の搾取です。
- 対処法: スリランカからの着信には出ない、折り返さないことが重要です。着信拒否設定を行うことや、身に覚えのない料金を請求する電話には応じないように注意しましょう。
アフガニスタン(+93)からのワンギリ詐欺
- 詐欺方法: 特別なプレミアムレートの電話番号を使用し、VOIP(Voice Over Internet Protocol)を利用してコストを削減しながら詐欺活動を行います。例えば、電話に出ると「荷物が届いている」という自動音声が流れ、さまざまな手口で金銭を要求することがあります。
- 対処法: アフガニスタンの国際番号からの着信は無視することが推奨されます。個人情報の開示を避け、詐欺的な電話を受けた場合は警察や通信規制当局に報告することが重要です。かけなおさなければ実害はないため、着信を無視することが重要です。また、着信拒否(ブロック)することも一つの対策ですが、完全な防御法はないのが現状です。
国際電話番号一覧
国際電話番号一覧
国名 | 国番号 |
---|---|
アフガニスタン | +93 |
アルバニア | +355 |
アルジェリア | +213 |
アンドラ | +376 |
アンゴラ | +244 |
アンティグア・バーブーダ | +1-268 |
アルゼンチン | +54 |
アルメニア | +374 |
オーストラリア | +61 |
オーストリア | +43 |
アゼルバイジャン | +994 |
バハマ | +1-242 |
バーレーン | +973 |
バングラデシュ | +880 |
バルバドス | +1-246 |
ベラルーシ | +375 |
ベルギー | +32 |
ベリーズ | +501 |
ベナン | +229 |
ブータン | +975 |
ボリビア | +591 |
ボスニア・ヘルツェゴビナ | +387 |
ボツワナ | +267 |
ブラジル | +55 |
ブルネイ | +673 |
ブルガリア | +359 |
ブルキナファソ | +226 |
ブルンジ | +257 |
カンボジア | +855 |
カメルーン | +237 |
カナダ | +1 |
カーボベルデ | +238 |
中央アフリカ共和国 | +236 |
チャド | +235 |
チリ | +56 |
中国 | +86 |
コロンビア | +57 |
コモロ | +269 |
コンゴ共和国 | +242 |
コンゴ民主共和国 | +243 |
コスタリカ | +506 |
クロアチア | +385 |
キューバ | +53 |
キプロス | +357 |
チェコ共和国 | +420 |
デンマーク | +45 |
詐欺の手口は日々進化しているため、最新の情報に常に注意を払うことが重要です。安全な通信環境を維持するためにも、このような情報の共有と意識の高揚が必要です。
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ayano ブロガー
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