UBSによるクレディスイスの買収で金融不安も落ち着きか? - JAPAN HOT NEWS

シリコンバレー銀行の経営破綻、クレディスイスの経営不安が続き、リーマンショックの再来かという不安が広がっています。

クレディ・スイスは、高リスク取引や相次ぐ不祥事で業績が悪化しており、顧客資金の流出が止まらず、今月15日には株価が急落するなど経営への不安が高まっていました。

3月19日に、スイス金融最大手UBSは経営危機に陥った同業クレディ・スイスを30億スイスフラン(約4300億円)で買収することで合意したと発表しました。
スイス発の金融危機に発展しかねないとの懸念が強まる中、UBSは当局主導でライバルの救済に踏み切ったことになります。

クレディ・スイス・グループの買収合意や世界の中央銀行が米ドル流動性供給の拡充で協調行動を取ることが表明されたことで、金融不安を巡る警戒感が後退したと言われています。

クレディスイス銀行とは

1856年設立のクレディ・スイスは、スイス・チューリヒが本拠の銀行です。
同国最大手のUBSとともに世界有数の金融機関として知られています。
クレディってのはフランス語での「クレジット(信用)」という意味を持ちます。

昨年末時点でも総資産は5300億スイスフラン(約76兆円)超と、破綻した米シリコンバレー銀行の3倍近いことから、破綻時に甚大な影響が出る恐れがある巨大行の一角として、国際的な追加資本規制の対象となっています。

 

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ayano ブロガー

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