黄砂による健康被害は?車の洗車で気をつけなければいけないことは? - JAPAN HOT NEWS

春は風も強くなり中国からの黄砂で車の汚れることは悩みですが、黄砂は濡れると粘土状になって乾くと固まってしまいかなり厄介です。

3~4月は、黄砂の飛散がピークなのに加え花粉の中でも特に粒子が大きく粘着力の高いスギ花粉も多い時期です。

黄砂による健康被害や汚れた車を洗車する際の注意事項についてご紹介します。

黄砂とは?


黄砂とは、中国の砂漠地帯で巻き上げられた土や鉱物などの微粒子が偏西風にのって飛んでくるものです。風に乗って数千キロも離れた日本まで飛んできますが、西日本や日本海側などでは特に多く観測されます。
黄砂の飛来する時期は3~5月頃に見られ、ピークは4月です。

風によって大気中に舞い上げられた黄砂は、発生源地域周辺の農業生産や生活環境にしばしば重大な被害を与えます。また、大気中に浮遊し、黄砂粒子を核とした雲の発生・降水過程を通して地球全体の気候に影響を及ぼします。

黄砂による健康被害

黄砂による健康被害は、「黄砂アレルギー」と言われており、目、鼻、皮膚などのアレルギー症状を引き起こします。
具体的には、目に入ると、かゆみやアレルギー性の結膜炎、鼻に入ると、鼻水やくしゃみなどアレルギー性鼻炎のような症状を引き起こします。 気管支に入ると喘息を誘発させる場合もあります。

黄砂がついた場合の洗車方法


黄砂は砂の中にシリカなどの硬い鉱物が含まれており、花粉より小さくザラザラしています。
花粉と同じく黄色いですが、雨などの水で濡れてから乾燥すると固まる性質があります。

黄砂のザラザラした汚れと花粉のベトベトした汚れが混ざり、落ちにくい汚れとなってしまい、放置してしまうと普通の洗車では落としにくくなるため、この時期の汚れはできるだけ早く落としましょう。


黄砂に気づいたらすぐに、モップを使い払い落としておくのよく、放置しないことで落としにくくなることを回避できます。

黄砂の汚れを落とすため洗車する際には、普段以上の注意が必要です。
黄砂が塗装面を直接傷つけることになり、いきなり拭く取ろうとすると塗装面に細かな傷がついてしまうタオルで拭くことは避けてください。
黄砂の洗車で洗車機を使う場合には、通常の水洗いコースではなく、泡がタップリと出るシャンプーコースなどを選ぶと良いでしょう。

黄砂対策としては、こまめな水洗い洗車が有効で、細かな傷をつけずに黄砂を落とすには、特に高圧洗浄での洗車がおすすめです。高圧洗浄は頑固な汚れが落としやすく、黄砂もキレイに洗い流されるので、シャンプー洗車の前に全体を高圧洗浄で水洗いすると良いでしょう。
コーティングしてあれば水洗い洗車だけで十分で、コーティングしておけば、黄砂が付着しにくくなり、付着しても落としやすくなり、傷の防止にもつながります。

しかしコーティングやワックスは黄砂が付着した状態では使用できないので、汚れを落としてからにしてください。

洗車などを自分でするのに不安がある方は、プロの業者による洗車もおすすめです。

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ayano ブロガー

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