全国で卵が品薄になっています。
物価の高騰に鳥インフルエンザが追い打ちをかけ、卵価格の不足し価格も高騰しています。
卵不足の原因は、鳥インフルエンザによる卵を産むニワトリの数が減ったことですが、全国のニワトリの1割、およそ1480万羽が殺処分の対象になりました。
スーパーでは、弁当の玉子を減らしたり、かつ丼の販売を休止しています。
3月上旬の都内のスーパーでは、卵の価格は1パック260円に高騰していますが、去年に比べて80円ほど値上がりしています。

深刻な卵不足により日本マクドナルドは14日、卵の目玉焼きを挟んだ春の定番バーガー「てりたま」シリーズの販売を一部店舗で時間帯によっては休止していると発表しました。
鳥インフルエンザの流行で、卵の確保が追いつかないためだ。
代わりに「てりやきマックバーガー」に2種類のチーズを加えた「チーズチーズてりやきマックバーガー」(税込み430円)を3月15日から4月中旬まで全国の店舗で販売します。
鳥インフルエンザの感染拡大は春ごろまでかかる見通しです。
ヒナからニワトリを育てて、卵の供給体制をもとに戻すまでには一定の時間がかかるとみられています。