2026年度大学入学共通テストの総合的な見解 - JAPAN HOT NEWS

2026年度の大学入学共通テストを受験した多くの受験生が、
「今年は難しかったのではないか」
「去年よりもきつかった」
と感じているのは自然な反応と言えます。

結論から言うと、2026年度の共通テストは全体としては「やや難化」ですが、その実態は一律の難化ではなく、科目ごとの差が非常に大きい試験でした。

総合点が示す全体傾向|文系・理系ともに平均点は低下

東進が1月18日時点で公表した予想平均点を見ると、6教科型の総合点は以下の通りです。

理系は606点で、前年の636点から約30点の大幅ダウン。
文系は609点で、前年の621点から約12点のダウン。

この数字から分かるのは、特定の科目での失点が総合点に強く影響したという点です。特に主要科目の出来が、体感難易度を押し上げる結果となりました。

主要予備校予想平均点

英語リーディング
満点100点/予想平均64点/前年差+6点/2025年平均57.69点

英語リスニング
満点100点/予想平均56点/前年差-6点/2025年平均61.31点

国語(総合)
満点200点/予想平均116点/前年差-11点/2025年平均126.67点

国語・現代文
満点110点/予想平均71点

国語・古文
満点45点/予想平均21点

国語・漢文
満点45点/予想平均25点

数学ⅠA
満点100点/予想平均48点/前年差-6点/2025年平均53.51点

数学ⅡBC
満点100点/予想平均55点/前年差+4点/2025年平均51.56点

世界史探究
満点100点/予想平均60点/前年差-6点/2025年平均66.12点

日本史探究
満点100点/予想平均63点/前年差+6点/2025年平均56.99点

地理探究
満点100点/予想平均62点/前年差+5点/2025年平均57.48点

公共・倫理
満点100点/予想平均62点/前年差+2点/2025年平均59.74点

公共・政治・経済
満点100点/予想平均64点/前年差+2点/2025年平均62.66点

物理基礎
満点50点/予想平均35点/前年差+10点/2025年平均24.78点

化学基礎
満点50点/予想平均29点/前年差+2点/2025年平均27.00点

生物基礎
満点50点/予想平均38点/前年差+6点/2025年平均31.39点

地学基礎
満点50点/予想平均28点/前年差-6点/2025年平均34.49点

物理
満点100点/予想平均44点/前年差-15点/2025年平均58.96点

化学
満点100点/予想平均57点/前年差+12点/2025年平均45.34点

生物
満点100点/予想平均54点/前年差+2点/2025年平均52.21点

地学
満点100点/予想平均46点/前年差+4点/2025年平均41.64点

情報Ⅰ
満点100点/予想平均56点/前年差-14点/2025年平均69.26点

総合型(2026)理系
満点1000点/平均606点

総合型(2026)文系
満点1000点/平均609点

総合型(2025)理系
満点1000点/平均636点

総合型(2025)文系
満点1000点/平均621点

体感難易度を押し上げた「三大要因」

2026年の共通テストが「難しかった」と言われる最大の理由は、次の3点に集約できます。

第一に、国語・数学ⅠA・情報Ⅰという基幹科目の難化です。
国語は文章量が多く処理力が強く求められ、数学ⅠAは典型問題が減少。情報Ⅰは論理的思考力を前提とした構成となり、付け焼き刃の対策では対応が難しくなりました。

第二に、物理の大幅難化です。
物理は平均点が前年より15点低下しており、理系受験生にとっては精神的なダメージが大きい科目となりました。

第三に、科目間の得点差が拡大したことです。
化学や地理、日本史など得点しやすい科目がある一方で、苦戦必至の科目も存在し、「どの科目を選んだか」「どこを得点源にできたか」で結果が大きく分かれました。

易化した科目も存在し、「全科目が難しい」わけではない

一方で、2026年度共通テストが全面的に難化したわけではありません。

英語リーディングは平均点が上昇し、
化学は主要予備校がそろって「易化〜やや易化」と評価。
地理や日本史、理科基礎科目も比較的安定した結果となっています。

つまり今年の共通テストは、
「取れる科目で確実に取り、落としやすい科目で踏みとどまれるか」
が強く問われる試験でした。

2026年共通テストの本質|問われたのは総合的な処理力

2026年度の共通テストを総合的に見ると、
単なる知識量ではなく、

・情報を素早く整理する力
・文章や資料を正確に読み取る力
・限られた時間で判断する力

といった総合的な処理力が、これまで以上に求められた試験だったと言えます。

その結果、平均点以上を安定して取れた受験生と、
一部科目で大きく崩れた受験生との差がはっきり表れました。

まとめ|自己採点は「平均点との比較」がすべて

2026年度共通テストが「難しかった」と感じられた背景には、

・主要科目の難化
・物理など一部科目の大幅失点
・科目選択による得点差の拡大

があります。

自己採点を行う際は、
「できなかった」「失敗した」という感覚だけで判断せず、
平均点と比べて自分がどの位置にいるのかを必ず確認してください。

それが、この試験を正しく評価し、
次の出願戦略や二次試験対策につなげるための最重要ポイントです。

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ayano

ayano ブロガー

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