- 2023年4月3日
日本代表「侍ジャパン」の活躍で、盛り上がりを見せているWBC 2023(ワールド・ベースボール・クラシック)。
WBCでは、投手たちを故障から守るために、投球数に厳格な制限があります。
また、二刀流の大谷翔平選手に配慮した大谷ルールも適用されています。
WBC 2023の主要なルールについて解説します。
選手登録
1チームは30人の選手を登録できる。そのうち14人は投手、2人は捕手を登録しなくてはならない。
指名投手枠
最大10人までの指名投手を指定可能。指名投手は最終メンバーに2人まで登録でき、ラウンド終了後に指名投手同士のみ入れ替えが可能。1度外れた選手は再登録できない。
球数制限
ラウンド毎に制限数は異なる。
球数上限
・1次ラウンド 60球
・準々決勝 80球
・準決勝 95球
・決勝 95球
打席中に投球制限数に達した場合には、その打席が完了するまで投球が可能。
登板間隔
球数と連続登板によって、登板日間隔を開けるよう定められている。
・1試合で50球以上投げた場合には、中4日を空けなければならない
・1試合で30球以上投げた場合には、中1日を空けなければならない
・2日連続で投げた場合には、中1日を空けなければならない
ワンポイント登板
プロ野球でおなじみの「ワンポイント登板」は、メジャーリーグ同様に禁止。
連続する3人以上の打者に対しての投球を完了するか、3アウト目を奪って攻守交代するまで、降板は認められない。
コールドゲーム
1次ラウンドのみ適用。
イニング 点差
・5回以降 15点差以上
・7回以降 10点差以上
タイブレーク
延長10回以降はタイブレーク制が適用。
0アウト、ランナー1.2塁
継続打順(前の回の最後にアウトになった打者の次の打者から、攻撃が開始)
走者は前の回に最後にアウトになった打者
大谷ルール
「大谷ルール」は、先発投手がDH兼任で打席に立つことができるルールのこと。
「大谷ルール」を全試合で適用可能。
リプレイ検証(チャレンジ)
リプレイ検証は、ラウンドによって1試合のうちにできる回数が異なる。
1試合につき
・1次ラウンド 1回
・準々決勝 1回
・準決勝 2回
・決勝 2回
順位決定方法
1次、2次ラウンドでは、勝率が並んだチームは、以下の方法で順位を決定する。
(1)1位と2位が同率の場合:直接対決で勝ったチーム
(2)3チームが2勝1敗で同率の場合、1位を下記の優先順位で決定し、2位および3位はプレイオフを戦う。
1 同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの失点数が少ない
2 同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの自責点数が少ない
3 同率チームとの対戦で、打率が高い
4 WBCIによる抽選
(3)3チームが1 勝2 敗で同率の場合、上記優先順位で最下位チームを決定。残り2チームでプレイオフを戦う。
ルールを知っていれば、WBC観戦をもっと楽しめますね。
みんなで侍ジャパンを応援しましょう。
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ayano ブロガー
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